5月28日、内部告発した兵庫県元県民局長の私的情報が外部に漏洩した一件について、第三者委員会は、元総務部長による漏洩と認定した。さらに「総務部長は、斎藤知事と元副知事から指示を受けた可能性が高い」と調査結果を発表したのだ。斎藤元彦知事は漏洩指示については全面否定。一体、兵庫県政で何が起きているのか。この問題を昨年7月にスクープした「週刊文春」の記事で振り返ります。
5年で1.5億円を発注! 斎藤元彦知事“側近”とMBSの近すぎる関係《「これがマスコミの使い方や」と豪語》
昨秋の兵庫県知事選で、まさかの再選を果たした斎藤元彦知事(47)。選挙戦では、新聞やテレビといった媒体が「オールドメディア」と位置付けられ、斎藤氏と対立するものとみなされた。 だが、斎藤…

《4000万円要求メールを入手》斎藤元彦知事「優勝パレード問題」を生んだ大阪・吉村知事の“思い付き”
もう何度耳にしたことか。お決まりのフレーズを、彼はいまも繰り返している。「県政を前に進める」 共産党の県議団が斎藤氏の辞職を求める申し入れ書を提出しても、県議会代表質問の場で議員から辞職を求められて…

《兵庫県知事問題》自死した竹内英明前県議の妻が慟哭告白 「斎藤さんに知事の資質はない」
斎藤知事にまた1つの結論が突き付けられた。元県民局長の私的情報の漏洩について、知事の指示があったことが第三者委員会により認定されたのだ。それでも居直りを続ける斎藤知事に、やるせない思いを抱く女性が―…

斎藤元彦知事が情報漏洩の元総務部長「軽すぎ処分」に関与していた!
〈漏えい行為は、知事及び元副知事の指示のもとに行われた可能性が高い〉 兵庫県が設置した「秘密漏えい疑いに関する第三者調査委員会」が5月27日に公表した報告書には、衝撃的な文言…

“文春の情報源を暴け”斎藤元彦知事「隠したかった愚行」《公金400万円調査に専門家が「また違法」》
――文春の記事が調査対象になった経緯は? 「ちょっと今の立場ではお答えできないので……」 ――調査の最高責任者である斎藤知事からはどんな指示があったの…

「謝りたくない」県幹部を苦しめた兵庫・斎藤元彦知事のトンデモ指令
「一心不乱にこの3年間力を尽くしてきたからだとはいえ、その過程において至らない点があったということも事実でございます。とりわけ職員の皆様には不快な思いや負担をかけてしまったことを心からお詫びを申し上…

百条委員会・奥谷謙一委員長が独占告白70分 「斎藤元彦知事が一言謝るだけで…」|短期連載「冷血の知事」特別編
元県民局長が訴えた「冷血の知事」の疑惑を調査してきた百条委員会。「告発者の特定は違法の恐れ」などと評価を下した一方、知事は自身の対応は適切だったとの主張を崩さない。果たして、百条委のトップは今、何を…

斎藤元彦知事とPR女性社長・折田楓 SNS解析記録を入手した!《当局も注目》
「中間総括報告書」と題された4万字近い文書。昨年の兵庫県知事選で再選した斎藤元彦氏(47)の選挙運動に、PR会社「merchuメルチュ」の折田楓社長(33)がどのように関与していたかが解析されている。神戸地検と兵庫県警がメルチュへの強制捜査に踏み切ったのは、この文書を入手して間もなくのことだったーー。
自死した元兵庫県議・竹内英明氏を追い詰めた立花孝志とSNSのデマ地獄《故人は「もう立花氏には関わりたくない」と漏らしーー》
1月18日午後8時前。兵庫県姫路市のある住宅の前に、パトカーや救急車が止まった。変わり果てた姿で見つかったのは、元兵庫県議の竹内英明氏(50)。昨秋まで、県議会の百条委員会で斎藤元彦知事(47)の数々の疑惑を舌鋒鋭く追及してきた人物だった。
斎藤元彦&キラキラPR女社長 「公選法違反疑惑」の決定的証拠LINEを独占入手!〈Sns監修はメルチュさんに〉
昨年11月の兵庫県知事選において、「SNS運用は斎藤本人と陣営で主体的に行った」との説明を繰り返してきた斎藤元彦氏(47)。「週刊文春」は、10月に斎藤陣営の広報担当者が神戸市議との間で交わしたあるLINEのやりとりを入手した。そこには斎藤氏の主張を覆す、重要な証拠メッセージが残されていた——。
斎藤元彦・兵庫県知事代理人がキラキラPR女社長に口止め工作していた
週刊文春は、merchuが2022年に県の地域情報アプリ「ひょうごe-県民アプリ」のリニューアルを担当した際の資料を入手。県は東京都内のソフトウェア開発企業とシステム運用保守業務について契約を結び、同社からmerchuに一部の業務が再委託されており結果的に県からmerchuには同年6月から10月まで66万円が流れていたことがわかる。斎藤氏の1期目から両者の関係は存在したのだ。
兵庫県知事・斎藤元彦(46)パワハラ告発 元局長を自死に追い込んだ「7人の脅迫者」
今年3月、斎藤元彦知事のパワハラやおねだり疑惑など兵庫県政が抱える7つの問題点を糾弾した文書は当初“怪文書”扱いされた。それから4カ月、文書は今、県政を大きく揺さぶっている。作成者の死と引き換えに――。(初報)
《斎藤元彦兵庫県知事パワハラ告発問題に新展開》告発職員への「事情聴取音声」独自入手! “抗議の自死”の3カ月前に強い口調で詰問
兵庫県で2か月半の間に2人の職員が自殺した問題を巡り、批判にさらされている斎藤元彦知事(46)。「週刊文春」は、斎藤氏のパワハラなどを告発する文書を作成した県職員X氏(故人)に対し、県側が行っていた事情聴取の音声を入手した。(音声全編はこちらの記事で公開中)
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