日本中に眠っている個性的な物件・住宅を紹介している。チャンネル登録者数75万のYouTubeチャンネル『ゆっくり不動産』。
そんな人気チャンネルを運営している中の人に、これまで見てきた中で驚いた物件やロマンを感じた物件などを聞いた。(全5回の3回目/つづきを読む)
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開けると「本当に狭い…」極小物件
――最近は小さい物件が人気だとお聞きしましたが、今まで見てきた物件で一番小さかったのは?
ゆっくり アパートだと8平方メートルが一番小さかったです。外観は少し変わった雰囲気なんですが、全然小さそうに見えないんです。でも、開けると本当に狭くて。極小物件って基本的に水回りは共同のところが多いんですけど、この物件はキッチン、トイレ、お風呂が全て揃っています。
――水回りが揃っていて8平方メートルだとかなり工夫された間取りですね。
ゆっくり そうですね。玄関を開けるとまずキッチンがあります。というかキッチンしかないんです。奥に小さいバスタブはありますが、キッチンがまあまあ大きくて部屋の大部分を占めています。
一応ロフトがあるので、おそらくそこに布団を敷いて寝る形だと思います。この狭さなのに洗濯機置き場まであるんですよ。クローゼットのような扉を開けるとトイレまであるという。
――それだけ揃っていればコンパクトでも全然気にならなそうですね。
ゆっくり 狭い物件は意外と人気ですね。ただこの大きさが限界だとは思います。これより小さくなると生活するのはちょっと大変かなと。

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