地域政党京都党は6月5日付で京都市議会の森かれん市議(35)と神谷修平市議(38)に対し、いずれも3カ月の党員資格停止処分を行った。

 処分理由は「過去に党内に持ち込まれた誹謗中傷に関する情報に関して実施された内部聞き取りにおいて、当該議員の説明内容に事実と異なる点が確認されたため」。一体何が起きていたのか。「週刊文春」が報じた記事を再公開する。(2025年6月2日配信。肩書、年齢は当時のまま)

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 日本維新の会会派の男性京都市議と女性京都市議の間に不倫トラブルが生じ、互いの配偶者や関係者を交えた協議の場が設けられていたことが、「週刊文春」の取材でわかった。その協議の場に提出された不倫の経緯を綴ったとされる文書を入手した。

御池通りにある京都市役所 ©︎時事通信社

地下駐車場の不適切利用が明らかに

 京都市議会では、日本維新の会共同代表の前原誠司氏が主導する形で、維新と地域政党・京都党などが合同会派を組んでいる。

地下のゼスト御池に向かう入口

「維新会派の市議らを巡って、今年3月以降、京都市議会に隣接した地下ショッピング街『ゼスト御池』の地下駐車場の不適切利用が相次いで明らかになりました。一般であれば料金は30分300円。一方、市議には無料でこの駐車場のゲートを通行できる『通行券』が配られ、公務の時に限って、事前に登録した車をゼスト御池に駐車できることになっていました。ただ、用件の内容や、登録車かどうかを自動でチェックする仕組みはない。そのため、市議の間で買い物などの私用で車を停めてしまうなど、不適切利用が横行していたのです」(地元記者)

 だが、事態はこれで終わらなかった。

「もう3組が“めくれた”うえ、あろうことか」

「駐車場の使い方が点検された結果、あらぬ“オマケ”が続々と発覚しているんです。それが、駐車場に車を停めていた市議らの男女問題。いずれも維新と地域政党・京都党の合同会派のメンバーです。もうすでに3組が“めくれた”うえ、あろうことか、官能小説ばりの不倫経緯書まで飛び交っています」(市議会関係者)

「週刊文春」は、A4で4枚に及ぶ不倫経緯書を入手した。それによれば、作成者は維新会派の女性市議で、同じく維新会派の男性市議との《不貞行為の詳細》が記されている。文書の冒頭には以下のようなやり取りがあった。

 女性市議《もう結婚して子供もできたから、旦那以外の人と寝ることもないし(略)》

 男性市議《しばらくの沈黙のあと 「僕じゃだめですか?」》

 ここからは、さらに生々しい描写が続いていくのだ。

「女性市議夫妻が自ら不倫経緯書を持参」

 俄かには信じ難い不倫トラブルだが、事情を知る党関係者が証言する。

「この関係が発覚した時、知人を交えた両夫妻の話し合いの場が設けられた。その協議の場に、女性市議夫妻が自ら不倫経緯書を持参したと聞きました」

 では、当事者たちはどう答えるのか。書面などで事実関係の確認を求めたところ、女性市議は夫を通じ、「流言蜚語」とし、文書の内容について否定。一方、男性市議からは期限までに回答はなかった。

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 現在配信中の「週刊文春 電子版」では、官能小説ばりの不倫経緯書の詳細、男性市議が抱えていた別の不倫問題や、同じ会派の別の女性市議に浮上した男性問題など、維新会派の「乱倫すぎる京都市議会」の内情について詳細にレポートしている。

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