私生活では1990年に、先ごろ関西テレビの代表取締役社長を辞任した大多亮氏とのホテルでの密会現場を写真誌「FOCUS」(新潮社)にスクープされたこともある。鈴木は当時23歳で、大多氏は8歳上の31歳の既婚者という“不倫疑惑”だった。
大多氏は『東京ラブストーリー』や『ひとつ屋根の下』(93年)など「月9」のプロデューサーで、ふたりの出会いは鈴木が22歳で出演したドラマ『君が嘘をついた』(88年)。
報道後、大多氏は単身で記者会見にのぞんで不倫を完全否定し、鈴木の事務所もこれに続いた。
ほどなく鈴木は『東ラブ』に大抜擢され、その後も『愛という名のもとに』(92年)、『この世の果て』(94年)など大多氏プロデュース作品に出演している。
しかしその後、江口洋介との恋愛報道が急浮上。今度は写真誌「FRIDAY」(講談社)にタヒチ旅行帰りの2ショットをスクープされ、「惚れっぽい性格」「共演者キラー」など「恋多き女」のイメージが定着した。
29歳で結婚→31歳で離婚→1年後に石橋貴明と再婚
そうして29歳でフジテレビのF1ジャーナリスト・川井一仁と結婚。当時「F1グランプリ中継」はフジテレビの深夜の名物番組で、「フジテレビが縁の結婚」と騒がれた。だが、生活のすれ違い等から鈴木が31歳のときに離婚。
しかし約1年後に、32歳で今度はとんねるずの石橋貴明と再婚を発表した。世間は祝福ムードだったが、結婚を機に鈴木が「子育てに専念したい」と芸能界引退を表明したことにショックを受けるファンも多かった。
引退中の33歳の時に公開された映画『いちげんさん』では、全裸での激しい絡みを披露している。初オールヌード作品でありながらそれほど知名度が高くないのは、やはり引退中で記者会見などにも登場しなかったことが理由だろう。
ラブシーンではイギリス人俳優のエドワード・アタートンにブラとパンツをはぎ取られ、鈴木は綺麗なバストを隠しもせずあおむけに畳の上に横たわる。男性が足元からキスを這わせ、鈴木の吐息が激しさを増し、やがてバストから首元への愛撫を経て激しく唇を重ね合う堂々たるラブシーンを披露した。

