山人が語る不思議な話 山怪朱(1)』(ビックコミック/原作:田中康弘、漫画:水谷緑)より ©小学館

 山に生きる人々が遭遇した奇妙で不思議な、ときに恐ろしい体験──。「山怪」シリーズとして知られる田中康弘氏の著作の最新作『山怪(あか)』(山と渓谷社)が、水谷緑氏の手によりコミカライズされた。これまで『こころのナース夜野さん』など医療ものを得意としてきた水谷氏が山の怪異に挑む『山人が語る不思議な話 山怪朱』(小学館)は、現代の遠野物語とも呼べる一冊だ。

 ここでは、コミックス第1巻より一部を抜粋してお届けする(全5回の4回目/続きを読む)

次に続く 「これはまずいぞ…体が動かない」奥利根でテント泊→“ナゾの音”が近づき、金縛りに! お坊さんに聞いた“解決策”を試してみると…《マンガ》