7月20日に投開票を迎える参院選。保守分裂となっているのが鹿児島選挙区(定数1)だ。自民の元職・園田修光氏と、立憲からの推薦を受けて無所属から出馬した尾辻朋実氏の争いとなる。尾辻氏は、尾辻秀久前参院議長の三女だ。

「朋実氏はもともと、引退する父親の後を継いで自民からの出馬を期していましたが、公募で落選。代わりに選出されたのが園田氏でした。そこへ尾辻氏が無所属での出馬を強行し、保守分裂となったのです」(県連関係者)

尾辻朋実氏(左)、園田修光氏(右)

 6月27日、「週刊文春」記者は薩摩川内市内の複合施設で行われた朋実氏の集会に潜入。そこでは驚くべき自民党批判、とりわけ小泉進次郎農相への“口撃”が繰り広げられていた――。

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 今回、「週刊文春」は政治広報システム研究所代表の久保田正志氏とともに、最新情勢をもとにした参院選「完全予測」を実施した。現在配信中の「週刊文春 電子版」では、朋実氏の肉声や自民県連関係者からの両候補者の評判に加え、鹿児島選挙区を含む全選挙区の当落予測を読むことができる。

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