7月4日、和歌山県白浜町議の黒田武士氏が辞職届を提出し、同日付けで議長が辞職を許可したことが白浜町HPで公表された。辞職の理由を『紀伊民報』は「一身上の都合」と報じているが、その約1週間前に「週刊文春」は不倫相手の自殺を報じている。「週刊文春」の記事を再公開する。(初出:2025年6月28日配信。肩書・年齢は当時のまま)

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 パンダ返還に揺れる和歌山県白浜町の男性町議に不倫、自死トラブルが起きていることが「週刊文春」の取材で明らかになった。現職最年少のこの町議は、2022年にトップ当選を果たした黒田武士氏(48)。黒田氏本人が「週刊文春」の取材に応じ、事実関係を認めた。

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黒田氏(本人SNSより)

 妻子のある黒田氏は3年ほど前、自身が経営する保険代理店の事務員としてA子さんを採用。2022年に初めて町議選に出馬、当選した際も、スタッフの一人として彼を支えたのはA子さんだった。いつしか男女の仲になっていた2人。黒田氏はA子さんに対し、将来的に妻と離婚し、結婚したいと甘言を弄していたという。

白浜町はパンダの返還に揺れている

 だが――。今年1月29日にA子さんは自ら命を絶ってしまうのだ。

 現在配信中の「週刊文春 電子版」では、黒田氏とA子さんの関係、A子さんが残した遺書の内容、A子さんが死を選んだ理由、「週刊文春」の取材に応じた際の一問一答を詳報している。

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