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W杯敗退 新聞おじさんの「うっとり系」記事で忘れられていること

眠い目をこすりながら、1面コラムが言うことには

2018/07/06

次期監督を選ぶ前に「総括」すべきことがあるんじゃないの

 リードしてからの戦術については、フィリップ・トルシエ元日本代表監督の指摘がわかりやすい。

《リードした状況でゲームをコントロールすることができなかったのは、西野監督に時間が十分になかったから。選手との関係を築き、士気を高める時間しかなかったからだ。(略)だから選手が試合をコントロールできるようにするために、テクニカルでシステム的なことに取り組む時間がなかった。》(スポーツニッポン 7月4日)

©JMPA

 トルシエは西野監督の就任は正解で準備期間が短い中で見事だと言っているのだけど、そうなるとやはり、2カ月前にこういう状況をつくったサッカー協会のエライ人の顔が浮かぶ。

 代表監督について日刊スポーツは「西野続投最有力」、スポニチは「西野退任」で分かれていたが、7月5日、西野退任が決定。

《田嶋会長はベルギー戦直後「素晴らしい手腕を発揮してくださった。監督を任せ、信じて良かった」と西野監督の手腕を評価。続投要請については「また別の話。技術委員会でしっかり話し合ってもらう」と言葉を濁した。》(スポニチ 7月4日)

 と、曖昧なコメント通りの結末となった。監督を選ぶ前に、田嶋会長の総括はしなくていいの?

「にわか」でも思わず気づいてしまいました。

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