グラビアアイドルであり、コスプレイヤーとしても活動する成瀬いなさん(旧芸名:蒼猫いな)。現在は清楚な印象も受けるが、学生時代はガングロギャルだった。しかも彼氏は街で強いと噂の暴走族の総長だったという。ギャップのある過去について、ライターの徳重龍徳氏が詳しく聞いた。
1000円で日サロに通い詰める「ガチのギャル」
中学入学後はソフトボール部でキャッチャーをやるなど、もともとスポーツ少女だった成瀬さん。突然ギャルに目覚めたきっかけは、何だったのだろうか。
「中1の夏ぐらいから『ギャルってかわいい』となり始めたんです。コンビニで『egg』(雑誌)を見て『かわいい』ってなって。あと親の知り合いが連れてきた子がめちゃくちゃかわいいギャルで。それに憧れちゃって。そこからどんどん『ギャルってどうやったらなれるんだろう』って研究していったんです」
それからは髪にエクステやメッシュを入れるなど、憧れのギャルになるために様々な努力をした。中学生料金1000円で日焼けサロンに通って、スポーツで日焼けしていた肌をさらに黒くするなど、中学生とは思えない徹底ぶりだったという。
通っていたのは「普通の公立中学」だったため、怒られることもあった。しかし、成瀬さんは通信制の高校に入学した後もギャル道を突き進んでいった。
「周りの目は結構厳しかったですね。だから、見た目がギャルでも真面目にしようと思って。勉強もして、ちゃんと高校は出てます。あと私が男っぽい性格だったんで、バイクに走りました。よく彼氏の影響だろうって言われるんですけど、もともとバイクに憧れていて。シンプルにかっこいいじゃないですか」
「パンチパーマにニッカポッカ」の元カレ
アルバイトをしてお金をためて、合宿でバイクの免許を取ったのは16歳の時だ。最初に買った愛車はホンダの「ホークⅡ」。成瀬さんは「そっち系のバイク、族車ですね(笑)」と笑う。
さらに昨年10月放送のABEMA『チャンスの時間』に出演した際、ギャル時代に“暴走族の総長”と付き合っていたことも初めて明かしている。
「(元カレは)むっちゃヤンキー顔で、パンチパーマでした。その時代、絶滅しているような感じの暴走族で、族に所属している子は彼含めてみんなパンチパーマでしたね。普段の格好もニッカポッカをはいていて。私の元彼はその地域では、少し有名でした。目立つんですよ。ただ、バイク関連でお金のトラブルがあって……。高校生ながら『これはもう嫌だ』と思って、それ以来この界隈とは手を切りました。」
グラビアアイドルとして活動する現在の清楚な姿とかけ離れた過去の暴露は、ネット上で大きな話題を呼んだ。成瀬さんを応援するファンからは、どんな反応があったのだろうか。
「『びっくり。ウケる』っていう感じでした。ファンの中には『こんな子だったなんて』という反応もありましたけど、清楚を演じてあとからどっかに出されてバレるよりはいいかなって思ってます」
そんな成瀬さんは、最近高校生ぶりにバイクを購入したという。一目惚れしたのは「ヤマハドラッグスター250」だ。これからはバラエティーやグラビアの仕事に加えて、バイクの番組にも出たいと野望を語ってくれた。
写真=石川啓次/文藝春秋
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成瀬いなさんのギャル時代の元カレとの馴れ初めやデート事情、知り合いに大金を巻き上げられそうになった体験、DMで有名バンドメンバーから送られてきた“ガチのナンパ”など、さらに詳しいインタビューの全文は、
#1『「元カレは有名な暴走族の総長で、パンチパーマにニッカポッカだった」清楚系コスプレイヤーが明かす、“ガングロギャル”だった学生時代のまさかの恋愛事情』
#2『「これはガチのやつだなと思いました」元“ガングロギャル”の清楚系コスプレイヤーが明かす、SNSで届いた“DMナンパ”の巧妙な手口とは…』
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