グラビアアイドルであり、コスプレイヤーとしても活動する成瀬いなさん（旧芸名：蒼猫いな）。現在は清楚な印象も受けるが、学生時代はガングロギャルだった。しかも彼氏は街で強いと噂の暴走族の総長だったという。
野球少女だった彼女はなぜガングロギャルとなり、暴走族総長と付き合うことになったのか聞いた。（全2回の1回目／続きを読む）
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スポーツ少女からギャルになった理由
――今回の取材では成瀬さんの半生、特にギャル時代のお話を中心にお聞きしようと思うのですが、出身はどちらですか。
成瀬いなさん（以下、成瀬） 出身は千葉の松戸です。ただ育ちは千葉の流山ですね。
――小さい頃はどんな子でしたか。
成瀬 小学校の時は公文に通って、あと少年野球と陸上をやっていました。野球のポジションは低学年の時はセカンドとショート。高学年では外野かピッチャーをやってました。野球は小学校卒業まで続けてたんですけど、ちょっと大変なことがあって……。
――大変なこととは？
成瀬 小学校の時に親父が野球のチームメイトの親御さんと不倫をしていて。両親はその後離婚して、親父はもう亡くなってます。
――いきなりハードモードですね。中学校では野球を続けなかったんですか？
成瀬 中学は女子の野球部はなかったのでソフトボール部に入りました。その時は1つ上の先輩にピッチャーがいたのでキャッチャーをやりました。ただ中学1年でソフトボール部はやめちゃったんです。やっかみとかいっぱいあって。
――やっかみ？ 野球がうまかったからですか？
成瀬 その時、私だけ彼氏がいて、それでやっかみが（苦笑）。「あのカップル別れろ、死ね」とか公園に書かれて、学校で大問題になったこともあります（笑）。そのタイミングでソフトボール部を辞めて、陸上部に変更したんです。陸上はやっかみはなかったし平和でした。
――そんなスポーツ少女の成瀬さんが、何をきっかけにギャルになるんですか？
成瀬 中1の夏ぐらいから「ギャルってかわいい」となり始めたんです。コンビニで「egg」（雑誌）を見て「かわいい」ってなって。あと親の知り合いが連れてきた子がめちゃくちゃかわいいギャルで。それに憧れちゃって。そこからどんどん「ギャルってどうやったらなれるんだろう」って研究していったんです。エクステとかメッシュ入れたりして。普通の公立中学だったんで怒られました（笑）。
――当時はどんなギャルに憧れていたんですか？
成瀬 私は黒ギャルに憧れてました。当時は白ギャルの方が多かったんで、黒ギャルはいなかったですね。でもカッコいい方が好きだから黒ギャル。もともと運動していたので日焼けして真っ黒だったんですけど、さらに日焼けサロンで焼いてました。通っていた日サロが中学生1000円だったんですよ。さすがに私以外に中学生はいなかったですけど。
