SNSをフォローしてくれた乗客から「この水着姿すっごいね」と言われることも…
――メディアの露出も増えたことで、客に「あれ、グラビアかなんかやってるよね」とか聞かれたりは?
中島 たまにあります。あとは、「お姉さん、なんでタクシーのドライバーしてるんですか?」と聞かれることはありますね。
「運転好きだからです」と答えても「でも、なんで? 好きなだけでやる?」と踏み込まれたら、「うちの会社、副業がオッケーなんですよ」と答えて。さらに「副業って、なにしてるんですか?」と聞かれたら、芸能もやっていることを話します。
――グラドルもやっていると話したら、「じゃあ、ポーズとってよ」と言い出す客もいるのでは。
中島 そこまでの人はいないんですけど、その場でSNSをフォローしてくださるお客さまはいますね。フォローはうれしいんですけど、「エーッ、この水着姿すっごいね」とか言われるのは複雑ですね(笑)。
まあ、インスタに載せてる写真のほとんどが水着姿ではあるんですけど。タクシーに乗っているときは、タクシードライバーに徹しているので。
今後もグラビアアイドル兼タクシードライバー
――「中島さん、お願いします!」と会社に電話するファンの方はいませんか。
中島 たまになんですけど、そういった電話はあるみたいです。でも、個人の指名はお断りしています。
――そうした“推し乗り”を考えると、個人タクシーを考えてもいいのでは。
中島 タクシーをやっているんだったら、個人タクシーの許可も取りたいですね。好きなときに出られるのって、芸能もやっている身からすると、ものすごくラクになるので。だけど、個タクになりたい人があふれていて、“何年も待ち”状態らしいんです。
もともと、10年間は法人に勤めて、一定期間無事故無違反じゃないとダメなんです。それをクリアしても許可が出るまでに何年間も待つので、ハードルがメチャクチャ高いんですよ。
――今後もグラビアアイドル兼タクシードライバーで?
中島 そうですね。でも、やっぱり芸能の仕事の割合が増えていくのが希望ですね。「最近、忙しくてタクシーに乗れてないな」って思える日が来るのが希望ですね。
撮影=石川啓次/文藝春秋
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