ゆくゆくは政治家になりたい
現在の活動の先に、フナイム氏は政治家になることを見据えている。知名度を上げ、メディア出演や講演などが増え、さらに知名度や影響力が増える……という道筋を立てているのだ。現在はそのためのステップだと捉えているのだそう。
「政治家になったら、家出少女や家出少年が24時間365日、いつでも駆け込めるシェルターを作りたい。でも、行政はTikTokとかやらないじゃないですか。助けを必要としている子たちはTikTok世代だから、そこで宣伝することで、『こういう場所があるんだ』と知る。そういう発信が絶対に必要なんですよ」
より広く遠いところにも情報を届けられる発信力と、知名度や実績による影響力。フナイム氏はそれを求め、賛否のなかに身を置いていることがわかった。
ただ疑問としてあったのは、いくら露出度や知名度が高まったとしても、「あの私人逮捕系の人でしょ」「関わらないほうが良いのでは」というマイナスイメージがついたら、本末転倒なのでは、ということだ。そう尋ねると、「何かをすると、必ずリスクはある。それでも自分のなかで信念は変わらない」と返ってきた。
「世間からコンプラがどうとか言われても、それはあなたの感想でしょ、あなたたちに言われる筋合いはないよ、という話なんです。理念をちゃんと持っていれば、何を言われたとしても聞く必要はない。法を犯していたら問題だけれど、それは警察が判断することです。外野から何を言われても、自分の行動指針で進んでいきます」
仮にやり方がYouTubeの規則や法律に反してしまったら、垢バンや逮捕もありえるが、その覚悟も最初からしているという。それどころか、活動中に命を失ったとしても構わないと思っているのだそう。失うものがないから無茶ができる、だから身の危険があったとしても飛び込んでいきたい、とフナイム氏は笑顔を見せた。
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