2025年上半期、文春オンラインで反響の大きかった記事を発表します。マネー部門の第4位は、こちら!(初公開日 2025/04/17)。
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近年、退職代行の最大手として急成長を遂げているのが、株式会社アルバトロスが運営する「退職代行モームリ」だ。
「本人に代わり退職の意思を会社に伝えてくれるサービスで、『自分で退職の連絡をしたくない』という若者世代にヒット。利用者の6割以上が20代というデータもあります。
モームリは2022年に創業し、従業員は50名ほど。『シューイチ』(日テレ系)を始め、多くの情報番組で取り上げられ、同社を利用した退職件数は、わずか3年で3万件を突破しました」(経済誌記者)
他の退職代行を使って辞める人が後を絶たず…
そんなモームリだが、内部では重大な問題が持ち上がっている。元従業員が告発する。
「モームリで働くことが『モームリ!』になり、他の退職代行を使って辞める人が後を絶ちません。すでに5人が退職代行を利用して辞めています」
しかし、問題はそれだけに留まらない。
「モームリには、以前から法律違反の声が挙がっていました」(前出・経済誌記者)
そもそも、弁護士以外が報酬目的で法律業務を行うことは、非弁行為として弁護士法第72条で禁じられている。退職を通知する以外の「残業代の請求」などの法律に関わる交渉を退職代行サービスは行ってはいけないのだ。
モームリには、以前から非弁行為を行っているのではないか、という指摘があった。それに対して、同社は〈我々はあくまで依頼者の退職の意思を伝えているだけであり、(法律業務は弁護士に任せるので)交渉はしていない〉と説明してきた。
だが、取材に応じた元従業員は、こう話す。
「モームリは非弁行為とは別の法律違反の疑いがあるのです」
モームリの疑惑とは一体何か――。
4月16日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」及び4月17日(木)発売の「週刊文春」では、モームリが行った法律違反疑惑の詳細や、谷本慎二社長によるパワハラ疑惑、そして谷本社長による釈明などを詳しく報じている。
2025年上半期 読まれた記事「マネー部門」結果一覧
1位:「今の状況では社員を養えない。全社員の30%、4万人削減が必要」ホンダの“覚悟”も届かなかった日産「転落と迷走」の軌跡
https://bunshun.jp/articles/-/81314
2位:「あれ、こんな感じだったっけ…?」ワタミ買収後の「サブウェイ」に行ってみたら、驚きの連続だった!
https://bunshun.jp/articles/-/81313
3位:「このまま働いても幸せになれない」43歳で大企業を辞め、“魔改造”した軽トラで車中泊生活…「氷河期世代」の48歳男性が語る、安定した職業を捨てた“本当の理由”
https://bunshun.jp/articles/-/81312
4位:「モームリで働くことが『モームリ!』に…」元従業員が告発する「退職代行モームリ」のブラック実態《あいつぐ退職者、法律違反の疑いも》
https://bunshun.jp/articles/-/81311
5位:《かけた金額は1億円近く》「もう車の病気だと思います」人生で弄った愛車は46台…6児のパパが語った“車イジリ”にとらわれる理由
https://bunshun.jp/articles/-/81310
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