「どれだけ叩かれてもいいや」SNSで炎上したあとの“アンチ”の反応
――なるほど。狙いがしっかりしていますね。ただあの「モテすぎて」という投稿にはかなりアンチコメントも来たんじゃないですか。
水谷 そうですね。でもアンチが来るくらいが逆にいいかなと思ってました。人として外れたことをしなければ、どれだけ叩かれてもいいやと思っていて。実際、そこまで批判は来ませんでした。
167cm49kg、Eカップで顔面SSランクなので、大抵のことはふーん。で済む pic.twitter.com/PpXvbIPISI
— 水谷 咲|公認会計士受験生×モデル (@mizutani_saki_) May 1, 2024
むしろXで公認会計士を目指すと言った時の方が炎上しましたね。特に、公認会計士の受験生のアンチがめちゃくちゃ多いんです。
最初はムカついてたんですけど、5月に初めて試験を受けに行って同じ受験生の方たちを目にしたら「この人たちは人生をかけて努力しているんだな」と感じて怒りが収まって。「そりゃ、自分たちが頑張っているのに、私みたいな一見キラキラで楽しそうな人が受験するとなったらイラつくかな」と思うようになりました。
アンチだけじゃなく応援してくれる人もたくさんいて、最近はオフ会をすると公認会計士の方とか、コンサル系の人が来てくれます。
「ビジュアルに依存する仕事って収入が不安定」公認会計士を目指し始めたワケ
――そもそも公認会計士をどうして目指すことに?
水谷 ビジュアルって賞味期限付きの資産じゃないですか。今は順調に仕事がありますけど、歳を重ねるにつれて変化するビジュアルに依存していたら、収入が不安定になると考えていて。
ルックスがいい人はルックスだけで稼げるから、そっちに依存しちゃう人もいるみたいで。知り合いで港区女子をやっていた人がいるんですけど、その人が「ある程度の年齢を超えると港区女子としての価値はなくなる」と言っていたんです。けれど、「ルックス以外の戦い方がわかんなくて、このままじゃやばい」とも話していて。
よく「かわいいから若いうちにお金持ちと結婚すればいいじゃない」とか言われるんですけど、結婚についても両親が離婚していますし、コンサル時代の上司や先輩の中には不倫しまくっている人もいたので、よくも悪くも男の人に期待していないし、結婚に頼るのも不安定すぎるなって考えているんです。
私は、人生ってどれだけトータルの幸福度を上げられるかのゲームだと思っているんです。ありがたいことに今はめちゃくちゃ幸福度が高いんですけど、ゆくゆく幸福度が下がったら、それは負けだなと思っていて。ビジュアルで戦えなくなっても幸福度を維持するために、今勉強をして公認会計士の資格を取っておきたいなと思っているんです。
――コンサル会社に入社したのは、独立の際のスキルを得るためだったと話していましたが、公認会計士の資格も将来的なビジネスを見据えて?
水谷 そうですね。今後経営に関わる上での必要なスキルを身につけられるという点もあります。それに私は、公認会計士以外にも人生の中でいろいろなことに挑戦していきたいんです。ただ、根本的に安定志向なところがあるから、何かしらセーフティーネットがないと一歩を踏み出せないんですよ。
そういう意味で、公認会計士という大きなセーフティーネットを得たいという思いもあります。あと公認会計士という響きがなんとなくかっこいいなというのもあります(笑)。

