「自分も頑張ればできるとは思うけど…」“垢抜け”に成功したけど“モテ”にはこだわらないワケ

――美容について発信していると、「モテたいからやってるんだろ」みたいに言われることはないですか。

綾瀬 言われないですね。「風呂キャンセル」とか、どう見てもモテを狙ってないチャンネルなんで(笑)。

 モテるためのメイクや言動がどんなものかは、わかるんです。大学でも、男の子に上手に頼ったり愛想よくしている子がモテてたから、自分も頑張ればできるとは思ってて。でも、“垢抜け”も自分のためにやってるだけだし、どんなに外見が変わっても、私はやっぱり中身のおもろさを捨てたくないんです(笑)。

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――動画を発信してみて驚いたことは?

綾瀬 容姿についてここまであけっぴろげに悩んでた人って自分の周りにはほとんどいなかったのでずっと孤独だったんですけど、同じ悩みを持つ人がこんなにいたんだ、と知れたことですね。

 皆と元気に写真も撮ってたけど、私はほんまにそれが嫌だったんで、そういう思いを共有できる人がいたことがすごく嬉しいです。

現在は「かわいい」を目指すすべての人に発信している(写真=本人のInstagramより)

――改めて今、ご自身の容姿コンプレックスにどのように向き合っていますか。

綾瀬 キリがない、と思うことにしています(笑)。たとえば、小顔になるためにめっちゃお金貯めて理想の中顔面がめっちゃ短い顔になったとして、それで満たされるかは人によってさまざまだと思うんです。

 私もできるならいろんな整形もしてみたいですけど、そんなお金も環境もありません。とはいえ、それが叶わなくても、今ハッピーだわ、と思えるレベルにはもうなってるかなと思ってて。

 また新たなコンプレックスも生まれてますけど、お互いに尊重できるような人間関係が築けていて、それだけでもう、すごい幸せだなって思ってます。

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