お盆休みを挟んでも、自民党内の“石破おろし”の熱気は一向に冷める気配はない。両院議員総会で、臨時の総裁選実施の是非について、総裁選挙管理委員会に対応を申し入れることになるなど、さらに石破首相は追い込まれている。だが首相は周囲にこう語っているという。

「こんな人たちには負けない。だいたい私に辞任を求めてる議員は自民党のことを思っているのではなく、自分たちの保身を考えてるだけだ」

石破茂首相は強気の姿勢 ©時事通信社

 なぜ首相はここまで強気なのか。そのウラには“ある人物”との面会があった。

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読売新聞グループ本社社長との極秘面会

「首相動静には載っていませんが、8月に入って、読売新聞グループ本社の山口寿一社長と面会をしたのです。その際、山口社長は石破首相にインタビューを持ち掛けるなどした」(読売関係者)

首相と面会した山口寿一社長 ©文藝春秋

 読売新聞グループ本社広報部に、山口氏と石破首相の面会の事実、インタビューを申し込んだかなどを訊ねると、「いずれの質問にも答えられません」と回答した。

 実は、この極秘面会には別の目的があったのだ――。

読売新聞は先月、「首相 退陣へ」との号外を出した ©文藝春秋

 8月19日(火)12時配信の「週刊文春 電子版」および8月20日(水)発売の「週刊文春」では、山口氏と石破首相の面会の中身、石破首相が夏休みに寿司屋で“ゴチになった”こと、石破首相が描く来年の政治スケジュール、森山裕幹事長が語っている首相への不満などについて、詳しく報じている。

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