――犬のバーターですか?

澪奈 まだ東京に住んでいた時代に飼っていた犬が珍しい犬種だったので、TBSさんの「トコトン掘り下げ隊!生き物にサンキュー!!」という動物番組に一時期出ずっぱりだったんですよ。私も飼い主として番組に出演していました。だから姉のバーターよりも、犬のバーターのほうが多くて。姉に嫉妬したことはないんですけど、犬には嫉妬していました。「なんで犬の方がテレビに出られるんだ」って。

珍しい犬種・ウィペットだったこともあり、テレビに出ずっぱりだった澪奈さんの愛犬 本人提供

 東京ビッグサイトなどで開かれるドッグショーで何年も1位になるような犬だったんですけど、姉よりも犬の方が身近にいる分、余計に悔しいところもありました。なので親から犬をドッグショーに連れて行くように言われていたんですけど、「もう私は連れて行きたくない」って一時期なってましたね(笑)。

ADVERTISEMENT

――いまはお住まいは静岡県の伊東市だそうですね。地元のFM局でパーソナリティをやられているとか。

澪奈 はい。両親とグレートデンっていう80キロ近い犬4匹と一緒にいます。もともと引っ越したのも犬のためなんです。実は家族みんなが犬のアレルギー持ちなんですが、薬を飲んで頑張ってます(笑)。

両親とグレートデーンの子犬たちと写る澪奈さん 本人提供

 FMは元々、私が局のリスナーで、たまたまパーソナリティ募集のCMがラジオで流れてきたんです。元々、ニコニコ生放送で配信もやっていたし、お喋りの仕事をやってみたいなって思って面接を受けて、合格しました。

将来は声の仕事を軸に活動していく予定

――今の芸能界での目標はどういうものですか。

澪奈 最近変わってきています。映像の芝居はもちろんやりたいです。ただ、やりたいことと、やれることって、巡り合わせで違ったりするので。

 ありがたいことに静岡のSBSラジオの番組でリポーターをさせていただけることになりました。内田有紀が姉だと世に知られる前にいただいたお仕事です。SBSラジオのお仕事だったり、FMのお仕事だったり、声のお仕事を軸にできたらいいなと今は思っています。

――最後に、内田有紀の妹であるということを今、ご自身的にはどう考えていますか?

©榎本麻美/文藝春秋

澪奈 姉がいたからこそ今のお仕事の良い部分も大変な部分も知ることができましたし、いなければ今の自分はこうして存在していなかったと思っています。昔も今も私の中では大きな存在です。姉として、そして一人の人間として尊敬していますし、私にとって大好きな家族です。

最初から記事を読む 「隠し子だと週刊誌に書かれたことも」年の差は20歳…内田有紀の実妹・澪奈(29)が明かす、トップ芸能人の姉との“本当の姉妹関係”

その他の写真はこちらよりぜひご覧ください。