「肝臓の病気は僕たちも死にたくないって思うぐらい、そんな死に方をしますよ」
太りすぎてかつて医者から「嫌な死に方をしますよ」とおどされた、インフルエンサーのなつみさん(35)。その後、ダイエットと本気で向き合い体重100キロ→58キロに減量。なぜ彼女はダイエットに成功し、脂肪肝からも卒業できたのか? そして、ときには悪口を吐かれてもへこたれない理由とは? インタビューダイジェストをお届けする。
「痩せても可愛くないですね」――それでも発信し続ける理由
なつみさんがダイエットを始めた当初は、極端な食事制限を行っていた。「夜はプロテインに置き換え、朝と昼は炭水化物を少なくして、野菜や鶏のささみ、ゆで卵などを食べていました」。この方法で最初の1か月で8キロ減量に成功したが、停滞期に入ったため、オンライン食事指導を受けることにした。
「基礎代謝以上は絶対にカロリーを摂取してください」というトレーナーのアドバイスを受け、適切な量の炭水化物も摂るようになった。運動面では、大学時代に実績のあった「モムチャンダイエット」を取り入れ、有酸素運動、筋トレ、マット運動、ダンスを毎日1時間行った。
2人の子育てと仕事の両立の中で、トレーニング時間の確保は簡単ではなかった。「子どもを夜8時半には寝かせて、9時か9時半にトレーニング開始。最初は寝落ちしちゃうときもあって、習慣化していくのがなかなか大変でした」と語る。
SNSでの発信を始めたきっかけは、「太っていたときの自分と同じ悩みを抱えている人を『救いたい』」という思いからだった。しかし、フォロワーが増えるにつれて「痩せても可愛くないですね」「写真を加工して上げてるんでしょ?」といった心ない言葉を受けることも増えたという。
それでも彼女は発信を続ける。「ダイエットは最高の整形」と語るなつみさんは、痩せたことで服装や髪型、ネイルなど、おしゃれを楽しめるようになったことに喜びを感じている。現在は体型に満足せず、ボディメイク大会に向けてさらなる体作りに励んでいる。
なつみさんがダイエット成功の秘訣として挙げるのは「強い気持ち」と「言い訳を探さないこと」だ。「子どもがいるからできない」「時間がないから無理」という言葉をよく聞くが、「時間を見つけようと思えば必ずできるし、結局は本人の意思次第」だと強調する。その言葉には、35キロの減量を成し遂げた経験から来る説得力がある。
◆◆◆
この文章の本編は、以下のリンクからお読みいただけます。
記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。次のページでぜひご覧ください。
次のページ 写真ページはこちら

