9月17日に週刊文春が報じた「和歌山県警幹部による違法風俗接待」。9月22日、県警本部長は報道各社の取材に応じ「幹部職員であったものが、規制対象の業者との不適切な交際を行っていたことは、誠に遺憾」とコメントした。本事案が発覚した端緒となった「週刊文春」の記事を再公開する。(記事初出は2025年9月17日。年齢、肩書は当時のまま)

 和歌山県警の堀内康弘元警視が違法風俗の無料接待を受け続けていたことが「週刊文春」の取材で分かった。

和歌山県警の堀内康弘元警視

 堀内氏は警察署長や警務課長を歴任してきた和歌山県警の幹部。しかし、今年夏に「規制対象業者と私的な交際をしていた」として県警本部長の訓戒を受け、依願退職していた。

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8年間にわたって無料で性的サービスを

 堀内氏について和歌山市内のソープランド「エンペラー」元経営者の男性A氏はこう語る。

「私は8年間にわたって、和歌山県警の幹部にタカリを受けてきました。警察の権限をちらつかされ、無料で性的サービスを提供せざるを得なかったのです」

和歌山市内のソープランド「エンペラー」 ©文藝春秋

「週刊文春」は元警視が性的サービスを求めていた証拠となる2人のLINE記録を入手。そこに記されていた驚愕の内容とは――。

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 9月17日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および9月18日(木)発売の「週刊文春」では、無料風俗接待の詳細、和歌山県の警察官がソープ経営者と接点を持った背景、A氏に送っていた「女性の好みや要望」のLINE、A氏が捜査機関に訴え出た時の当局の対応など前代未聞の警察官の不祥事を詳しく報じている。

この記事の詳細は「週刊文春電子版」でお読みいただけます
和歌山県警署長が違法風俗にタカリ100回! 【ソープ経営者が告発&証拠LINE】

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