こうした実例や女性たちの声から見えてくるのは、夫が気付かない間に夫婦の亀裂が深まり、決定的な出来事なしに妻から突然離婚を宣告されることもあるということだ。

 結婚離婚に関して、34年間で約4万件の相談を受けてきた夫婦問題研究家の岡野あつこ氏は、松井について「離婚に至る地雷をいくつも踏んできたことが分かります」と指摘する。では、何が“加藤ローサ型離婚”を招くのか。今回のケースから浮き彫りになる「7つの法則」を紹介していこう。

この続きでは、岡野氏や心理カウンセラーの五百田達成氏、夫婦コンサルタントの山本久美子氏、人工知能研究者の黒川伊保子氏に取材し、まとめた「7つの法則」を紹介。現在配信中の「週刊文春 電子版」および9月25日発売の「週刊文春」で読むことができる〉

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