1カ月経った今も世の女性たちの共感を呼び続けているのが、加藤ローサが公表した“同居離婚”だ。夫の「食い尽くし」問題やギラギラな指輪事件など、その夫婦生活には様々な地雷が隠れていた。あなたの家庭は大丈夫?

「今でも彼女の話題でもちきり」

「わかるゥ〜〜〜!」

「うちもそう!」

 ある女優の離婚告白に、女性たちの共感の叫びが広がり続けている。都内在住で離婚歴のあるアラフォー女性A子さんも、深く頷いたうちの1人だ。

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「私も“妻”という役割から降りたことで、気持ちが格段にラクになった。今でも女友達の間では、彼女の話題でもちきりです」

 いまや離婚のカリスマとなっているのが、加藤ローサ(40)だ。

離婚していた事実を公表した加藤ローサ

阪神・藤川球児監督の妻も共感

 発端は8月17日に放送された『おしゃれクリップ』(日本テレビ系)にゲスト出演した際、サッカー元日本代表の松井大輔(44)と離婚していた事実を公表したことだった。

「2人は2011年に“授かり婚”。当時、松井はフランスのクラブに所属していた。身重の加藤は結婚以降、夫の移籍に合わせてヨーロッパを転々としながら出産と育児に奮闘してきました」(女性誌ライター)

 加藤の告白が大きな反響を巻き起こしたのは、決断の背後に見え隠れする苦悩に、多くの女性たちが自分の姿を重ねたからだ。プロ野球、セ・リーグで優勝を果たした阪神・藤川球児監督の妻の英子さんも、「週刊文春」の取材に「全部頷けましたね」と吐露していた(9月18日号)。

コミカルな文章に滲んでいた「夫婦の埋めがたい溝」

 加藤の苦悩の一例が、今年1月のウェブ媒体のインタビューで披露したエピソード。松井が〈食べ物が目の前にあると全部食べてしまう〉というものだ。番組放送後に改めて注目を集め、“食い尽くし系夫”と話題になった。夫婦共働きのB絵さん(40代)が言う。

「別に大喰らいなのが悪いわけじゃない。私は、おいしそうなお菓子を見つけたら夫の分も買うとか、いつも気遣っているつもり。なのに夫側からは、相手や子供の分も残しておこうという、家族への思いやりが見えないのが嫌!」