「週刊文春」が報じた小泉進次郎農水相陣営による「ニコニコ動画」でのステルスマーケティング疑惑について、陣営側が事実関係を大筋で認めたことが大きな反響を呼んでいる。

 記事では、小泉陣営で選対「総務・広報」を担当していた牧島かれん氏の事務所が、ニコニコ動画にポジティブなコメントを書き込むよう指示するメールを送信していたことを報じていた。

「信頼をすべて失った」との声も

 Yahoo!ニュースのコメント欄では、この問題に対する厳しい意見が相次いでいる。

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 「小泉陣営は信用も信頼もすべて失いましたね」「立候補を取り消すくらいの事案です」といった声が寄せられた。

 また、「あってはならない事だと思います」として、SNSでの組織的な世論操作が政治において常態化している問題を指摘する意見もあった。

 メディアの報道姿勢を問題視する声も目立つ。「テレビ各局の皆さん、報道してください」など、この問題の十分な報道を求める意見が複数投稿されている。

総裁選“最有力候補”の小泉氏 ©時事通信社

 コメントでは「小泉氏は大きなダメージ」「一気に高市さんに流れが出来ると思います」など、総裁選への影響を予測する声も見られた。

 政治における世論操作の問題として捉える意見も多く、「制度的に極めて深刻」「民主主義を根底から揺るがす事態」との指摘もあった。

 9月24日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および25日(木)発売の「週刊文春」では、総裁選の候補者の資質を徹底検証。小泉氏のステマ疑惑に加え、高市早苗氏に2千万円を寄附した男性の正体林芳正氏が政治資金でフグやステーキ会食を頻繁に行っていたことなどを詳報している。

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