9月22日の総裁選立会演説会で突如、大伴家持の和歌を披露した高市早苗前経済安保相(64)。彼女の熱烈な支援者は多いが、2023年に2000万円もの高額の寄附をしている男性が「週刊文春」の取材にその理由を語った。
寄附を受けているのは高市氏が代表を務める政党支部「自由民主党奈良県第二選挙区支部」だ。2023年の収入欄を紐解くと、巨額の数字が目に飛び込んでくる。
〈河田誠一郎 20000000円 令和5年3月23日〉
一体、何者なのか。商社関係者が語る。
「オフィスの設計・施工や関連用品の販売などを手掛ける富士ビジネス社の代表を30年近く務めた人物。同社の従業員は約300人で、年商は約260億円。河田氏は現在、相談役という立場です」
「高市さんに懸ける気持ちで2000万円を出した」
2000万円は、政治資金規正法で規定されている、個人が1年で支払える限度額だ。河田氏に寄附をした理由を聞いた。
「自民党なら高市さんしかいない。積極財政派なところもいい。高市さんに懸ける気持ちで2000万円を出したんです」
ただ、この河田氏。最近は参政党のある女性議員を応援しているというのだ――。
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9月24日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および25日(木)発売の「週刊文春」では、総裁選の候補者の資質を徹底検証。高市氏の政治団体が約2100万円の“使途隠し”をしていたこと、小泉進次郎氏の陣営のステマ疑惑、林芳正氏が政治資金でフグやステーキの会食を頻繁に行っていたことなどを詳報している。
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