突然の“妊娠発表”→シングルマザーに

 その後、順調に活躍を続けていた華原が次に世間を驚かせたのは、2019年5月のことだ。突然、一般男性とのあいだの子どもを妊娠中であることを発表したのだ。そして彼女が45歳のときに愛息が誕生した。

 子どもの父親との結婚は考えておらず、当初からシングルマザーだった。

9月7日、子どもを抱きかかえる華原朋美(本人Instagramより)

「酸いも甘いも噛み分けて守ってくれていた大手プロダクションやレコード会社から、『独立』をしたのが2020年9月。マスコミがなぜだろうと首をかしげていると、翌年移籍した小規模な芸能事務所の社長兼マネージャー・O氏と結婚を発表したんです。

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 毎日のように2人はラブラブな様子をSNSで発信し、『なるほどそういうことなのか』と、どこか納得させられた」

 だが、そこにもまた暗雲が。O氏には実は結婚歴があり3人の子どもがいること。前妻へのDVがひどかったことなどを、華原はまったく知らされていなかったのだ。

「イベント出演料などの支払いが不明瞭で不信をもっていたところ、2022年になって『週刊文春』でそれらが報道され、彼女は初めて真実を知るんです。

 あのときの気落ちぶりは、本当にかわいそうでした。子どもの良いお父さんになってくれると信じていた相手が、嘘まみれだったんですから。前妻の子どもたちへの養育費も滞っていたこともショックだったようです。そのうえ、仕事のパートナーでもあったので、金銭的な問題の解決は困難だった。損害をかなり被ったと華原本人もこぼしていて、『倹約するのに必死だった』と」(同前)