「普通の高校生なんだなって」友人たちが明かした素顔
「3年いろいろなことを共有してきて、本当に親友の一人としか思えない」
「普通の高校生なんだなって気付いたし、すごい大事な友達です」
成年式にあわせて放送された、日本テレビの『真相報道 バンキシャ!』の特集で、悠仁さまの高校時代の同級生たちがこのように語っていた。家族以外で、悠仁さまの素顔を間近でよく知る友人たちの、とても貴重な証言だった。
番組の中では、東京・上野公園をピクニックして、テイクアウトした海鮮丼を悠仁さまと一緒に食べたり、カフェやファストフード店、映画館、カラオケも楽しんだ……というエピソードを紹介。歴代の天皇の名前を言っていく山手線ゲームをやったときは、悠仁さまは負け知らずで、「めっちゃ無双していました」と、友人らは驚いていた。
同級生たちは、秋篠宮邸のある赤坂御用地に招待されて、悠仁さまから「ここでトンボをとったんだよ」などと説明を受けたとも明かしている。筆者は、悠仁さまが10歳の時に、秋篠宮さまが、このように話していたことを思い出した。
「今、一番、関心のあるのはトンボでしょうね」
悠仁さまは幼少期より昆虫が好きで、中でもトンボがお気に入りだった。御用地に生息しているトンボの種類を、父親に説明してみせることもあったという。
友人たちの前でも、そうした変わらぬ素顔をみせているのだと、感慨深いものがあった。
「制限があるけれども貴重な体験ができたりするんだ」
また、8月末にNHKで放送された『成年式へ 素顔の悠仁さま』では、高校の同級生が「(悠仁さまは)『ひいちゃん』とか、『ひいくん』とか呼ばれていました」と証言。さらに、別の同級生は、悠仁さまが自分の置かれている立場について説明してくれたという、次のようなエピソードを紹介していた。
「皇族として自分の自由が制限されることもあると思うのでそれが嫌にならないのかというのを失礼ながら聞いてみたら、少し悠仁さまも考えてから、『そういう制限があるけれども貴重な体験ができたりするんだ』とおっしゃっていて、大人びている感じがしましたし、自分がそういう立場で公務をしていくのも受け入れられている感じがしました」
悠仁さまご自身が思う「長所と短所」
このエピソードを知って筆者は悠仁さまの次のような発言を思い出した。
「長所は興味のあることを徹底して追求することができるところだと思います。言い換えると、心惹かれるものに対して没頭できるということです。たとえば夏の休日に、お昼過ぎから林のなかや池のまわりでトンボを観察していますと、気が付いたら日が暮れてしまっていた、ということもよくありました。ただこれは、見方を変えてみますと、短所と捉えることもできます。それは時としてこだわりを持ちすぎてしまうということです」(2025年3月3日 悠仁さまの成年会見より)

