「ゴミ屋敷」だとは思っていない

——この物件はどのように見つけたんですか。

みずき 事情も事情だったので、とりあえず不動産屋さんに「狭くても、なるべく安い部屋がいいです。共用でないシャワーとトイレがあったらいい」というくらいの条件を出して、探してもらいました、安ければ安いほどいい、という感じです。

——世間では「ゴミ屋敷」と言われることもありますが、ご自身ではどう思われていますか?

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みずき うーん……確かにモノは多いんですが、自分ではあまり「ゴミ」だとは思っていないんです。もちろん、中にはゴミもありますよ。でもあくまで一部でしかなくて。部屋に多いのも衣服ですし。

©石川啓次/文藝春秋

——部屋に物が多くなった経緯を教えてください

みずき   そもそも実家にあったものを持ってきたことで、引っ越しした当初からモノは多かったんです。そこから増えたものでいうと、やっぱりほとんどは服ですね。あとは、大学生の時から所属していた演劇のサークルを畳むことになって、部室にあったものを、段ボール3箱分ぐらい持ってきたりもして。最近、倉庫を解約してそこにあったものを持ってきたので、この6年弱で、今が一番モノが多い状態です。

——実家で暮らしていた際も、部屋はこんな感じだったんですか?

みずき 実家でも、自分の部屋はモノが多かった方だと思います。母も「自分で片付けて」という感じで、掃除してくれませんでしたし。この部屋を拡大したイメージが近いかもしれません。

——ゴミとして捨てるか、家に残しておくかの線引きはどのように決めているんですか。

みずき まずは「使えるかどうか」。あとは「思い入れがあるかどうか」です。なので、食べ物の包装とか、生ゴミとかは比較的頻繁に捨てていますよ。最近はちょっとサボり気味で、月に一度くらいですが……。