――それは市長を攻撃するという意図で?
「それ以外にないですよね。市長を攻撃するか、失脚を狙うか、メディアに売ってお金にしたいか。それ以外にやる必要ないですよね。自分に関係ないことだから。でも、誰もその点に触れないし、(市長は)責任とって辞任しろ、やめるまで叩く、みたいな現状は異常でしかない。だから何か裏があるんじゃないか、という意味もあって質問をさせていただきました」
「信用できる人だなって」
さらに入澤議員は尾行への批判を続ける。
「ずっと尾けられてるのはプライバシーの侵害ですよね。それこそ家まで尾けられていたこともあったようで、ゆっくり2人で話が出来るところがない、となるのもしょうがないと思う。今回の場所(ラブホ)を選択したのは、完全にミスだと思いますけど、そこまで追い詰められるような生活環境にされるのは、市長といえどもきついだろうなと」
――改めて確認ですが、「NEWSポストセブン」の記事を読んで判断した以外に市の関係者が尾行していたという情報があった?
「全然ないです。記事を読んだ違和感です」
――入澤市議は市長と関係が近いと言われている。集会で演説をしたり。
「事実です。もともと私が市議選に出る時、県議時代の小川さんを紹介されて知り合いました」
――経緯は?
「もともと私の父が小川さんの(当時の)後援会長の親友で、小川さんがお葬式に来てくれたことがありました。その時は話さなかったんですけど、私が立候補した時に誰かに紹介してもらって。そこからです」
――入澤市議から見て小川市長はどんな人ですか?
「彼女のほうが年下だけど、すでにキャリアがあって、弁護士さんだしはっきり物事を言う人、信用できる人だなっていうのが最初の印象でした。私が市民から相談を受けたときに、どうやって解決したらいいですかっていう相談をさせていただいたことも。他にも大学生を呼んで政治参加を促す座談会をやろうという時も、お願いしたらフットワーク軽く参加してくれたり、こんなに親身になってくれる議員さんっているんだって議員さんのイメージが変わりました。直接タウンミーティングもしたりして、お母さんたちの悩みを聞いたり、そういうのが給食費無償化とかこども基本条例を作ることとかに繋がったと思います」
