トランプ大統領をノーベル平和賞に推薦というのも驚いたが安倍晋三元首相もやっていたことを思い出した。アメリカにヨイショするのは日本だけではない、韓国も負けてはいなかった。李大統領は米韓首脳会談でトランプ大統領に金の王冠を贈った。アメリカでは先日、トランプ大統領の強硬な姿勢に反対して「ノー・キングス=王様はいらない」とする大規模なデモが行われていたばかり。そうしたなか、よりによって王冠をプレゼントするのだから韓国の子分ぶりも日本に負けていない。
「トランプ大統領の態度が日韓と逆だった」
日本と韓国にヨイショされてご機嫌だったトランプ大統領だが、クライマックスは中国・習近平国家主席との会談だった。しみじみと見たのはトランプ大統領の態度が日韓と逆だったことだ。熱心に習近平国家主席に話しかけてトランプ大統領側が機嫌を取っていたように見えた。
そんなトランプ大統領については日経新聞のコラム「春秋」が言い得て妙だった。「力による平和」をアピールするトランプ大統領だが、
《一方で、金正恩氏など強権的な指導者が本能的に好きで、時になびき「力による現状変更を伴う平和」というのも認めそうだから心配である。》
それです、それ。習近平国家主席やプーチン大統領との直接対面で垣間見せるトランプの態度にはこちらも見入ってしまう。
さて高市首相の外交デビューは終わった。これからは国会で論戦が始まる。
『防衛費増、高まる財源の壁 GDP比5%なら年30兆円必要 国防目的の国債、難題に』(日本経済新聞)など、防衛費増の財源問題も指摘されている。
ある意味華やかなセレモニー空間でもあった外交に比べ、高市首相には地味な国内論戦が待ち受ける。かつて高市首相は経済安全保障担当相時代、放送法の行政文書をめぐる質疑で野党議員に「信用できないならもう質問しないで」と打たれ弱さを見せたことがある(後に撤回)。首相となった今は改善されているのか、その点も注目ではないか。ご祝儀期間はそろそろ終わる。
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