苦しい状況でも「笑顔」でいられる理由

――お亡くなりになったのは、いつだったのでしょうか。

小島 今年の8月15日に亡くなりました。お盆の時期で、母の月命日でもあったので、母が連れて行ってくれたのかな。

 亡くなる前日、不思議なことに自力では起き上がれないはずの父がベッドに腰掛けていたんです。「こんなに元気なら、もっと長期で入院できる病院を探さないと」と考えていたので、その晩に危篤の連絡が入って驚きました。

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 しばらく父の手を握っていたのですが、疲れて隣のベットで休憩してる時に亡くなっていました。滅多にないことだそうですが、ペースメーカーの影響で心電図が平坦にならず、看護師さん達もいつ心肺が停止したか分からなかったそうです。

 最後まで人騒がせというか、何だか父らしいなと。とても穏やかな顔でしたし、私も役目を全うした思いで見送ることができました。

(写真:本人提供)

――これまでの苦労を経て、明るく元気でいられるのはなぜだと思いますか?

小島 介護、子育て、仕事と、毎日が盛りだくさんで、悩み続けることができなかったんです。次々とやることが押し寄せてきて、落ち込む余裕もなくて。若い頃あんなに苦悩できたのは、時間と体力がたっぷりあったからだと思います。

 また、周りの方のサポートがありました。今でも、夫の母にすごく助けてもらっていて、「その分頑張って稼ぐので、一緒に旅行にいきましょう!」と感謝を伝えるようにしています。夫は“言われないと分からないタイプ”ですが、具体的にお願いすると意外とやってくれると気づきました。娘の学校の先生や、児童デイサービスのスタッフさん、叔父の介護のヘルパーさん達にも、本当に支えてもらっています。

――これからやっていきたいことはありますか?