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娘を育てるために「風俗の世界へ」…
大阪生まれ大阪育ちの久美さん。地元の高校を卒業し、20歳で結婚して一女に恵まれた彼女は、それまで風俗とは無縁の人生を送っていた。しかし、夫のギャンブル狂いと浮気を理由に24歳で離婚すると、女手一つで娘を育てるため、若い女性専門の箱型ファッションヘルスで働くことを余儀なくされた。
この路上での商売は特異な光景だが、久美さんのような存在は歌舞伎町では「名物立ちんぼ」として知られているという。彼女とは異なるスタイルで客待ちすることが注目を集め、ときには同情を誘い、声をかけられる機会を増やしている。そうして新規客を獲得し、常連客を確保して生計を立てているのだ。
かつて普通の家庭を築き、母親だった女性が、なぜ60代を超えても路上に立ち続けるのか。その背景には、複雑な人生の選択と現実が横たわっている。
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