「凄く大人しい人で、あんまり人と喋らない印象がある。でも、すごく感じがいいから、彼女のことを好きになる男子がいてもおかしくないと思っていた」

「久美ちゃんが悟のことを好きだという事は…」

 部活動は、悟さんと同じソフトテニス部に所属。当時の部長はこう回想する。

「悟も久美ちゃん(安福)も、2人とも特段モテるタイプじゃなかったけど、久美ちゃんが悟のことを好きだという事は、テニス部の皆が知っていました」

ADVERTISEMENT

 悟さんもこう述懐する。

「刑事さんから僕の関係者だと明かされた瞬間、すぐにピンと来た。なぜなら彼女から何度も告白されたことがあったから。確か高校2年と3年で連続して手紙付きのバレンタインチョコを貰ったんですよね」

高校時代の安福久美子容疑者(高校の卒業アルバムより。同級生提供)

 しかし、その“想い”を悟さんは受け取ることが出来なかった。

「僕は、彼女がいつも一緒にいた親友のことが好きだった。かといって『きみの親友が好きだから』と言うわけにもいかないので、キッパリ言わず、やんわり断っていたんです」(同前)

〈この続きは「週刊文春 電子版」で読むことができます。記事全文では「高校時代高羽悟さんに2度チョコ、大学でもフラれて号泣」「『鉛筆が当たって』息子の入学式で同級生保護者に激高」「夫は名古屋大学卒一流自動車部品メーカー勤務のエリート」「『私がいる間に絶対捕まえる』昨春赴任強面刑事の執念」などのトピックを詳しく報じています〉

次の記事に続く 《名古屋主婦殺害》安福久美子容疑者は被害者夫のテニス練習を待ち伏せしていた「無下に帰すわけにも行かないから…」大学時代の号泣事件