連載タイトルの由来は「大好きなアレ」

 それが今では、経営者の集まりに行っても自分が一番年上であることがざらである。上場当初は存亡の危機に陥ったこともあったけれど、お陰様で、AmebaブログやインターネットTV「ABEMA」を立ち上げたり、事業を拡大させていくことができた。

 一方で、普段の私は「趣味が渋滞している」と公言しているほど趣味が多い。

 小学生の時は将棋が好きで、地元福井の県大会で優勝したこともある。その後始めた麻雀では、2014年にプロも参加する麻雀最強戦で優勝した。麻雀の「Mリーグ」も作り、現在はチェアマンを務めている。あとJ1リーグのFC町田ゼルビアのオーナー兼社長で、競走馬約100頭を所有する馬主でもあり、毎週、週末になると手に汗を握り、心拍数を上げながらサッカーの試合と競馬のレースを交互に見守っている。

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近年は馬主としても大活躍。所有馬フォーエバーヤングは日本馬として初めて世界最高峰のダートG1・BCクラシックを勝利した(写真:フォーエバーヤング公式Instagramより)

 連載でのタイトルは「リーチ・ツモ・ドラ1」。運よくツモって裏ドラが乗れば満貫になるくらいの控えめな手で、いきなり役満や跳満を狙うわけではなく、仕事も趣味も謙虚に一歩ずつ、という思いを込めた。