結婚相手が芸能人だとメディアが話題にしてしまうし、したくない想像もしてしまうから、「一般人」という発表だけなのが最も歓迎されているのは確かだ。あ~ちゃんのケースでも、「幸せなら『応援してくれている人』以外の情報はいらない」という声が散見されただけに、相手の詳細が報じられたことで落胆しているファンもいるのだろう。
元アイドルが感じたリスク
だからこそアイドル側は、もし相手が経営者や大企業の役員などであればまずは隠し、過去の芸能活動などがある相手の場合も伏せておく。さらに、売れていない芸能人ならひっそり引退してもらい、名前や活動歴を報じられないようにしておくことが常套手段となっている。
アイドルが現実的な結婚相手を選ぶところは「芸能人であることがハイリスクになった」からであり、ファンへの配慮は「SNSやリアルイベントで距離感が近づいた」からこその変化ではないか。
3年前まであるグループでアイドルをしていた女性に取材したとき、オフレコで「推すために使ってくれた金額を考えると、ファンを気づかうのは当たり前」「それくらいのことをしておかなければ誹謗中傷されそうで怖い」などと語ってくれた。
気持ちだけでなく、多くの金と時間を使ってきた分、「かわいさ余って憎さ百倍」が自分だけでなく結婚相手にも向けられるリスクがあり、慎重にならざるを得ないのだろう。
アイドルと結婚=幸せではない
あ~ちゃんに話を戻すと、インスタグラムで結婚を報告したあと、理解を求めるセルフフォローのような下記の文章をつづっていた。
「プライベートも仕事も何もかもが“私”を合成する一部で裏も表もなく全てが私です。もしも、私自身を#で表現するとしたら、#Perfume #歌手 #singer #ダンス #3人組 #広島 #あ〰︎ちゃん #おしゃべり #明るい #旅 #スイーツ #美容 #healthy #女性 #家族……いろいろあると思いますが、この中には行く末、#お母さん #ママ #子供 #babyが私をかたどる一部として自然に入ってくるワードだと思って生きてきました。私を表現するいろんな良きワードがこれからもどんどんと増えて奥深い愛深い人間になって、みなさんにもっと笑顔とパワーを分けられるスーパーウーマンになりたいです」