女性3人組ユニット「Perfume」のあ~ちゃんこと西脇綾香(36)が結婚を発表した。コラムニストの木村隆志さんは「結婚相手は有名企業社長だったのに、彼女は『ファンの人』とした。この背景にはアイドル界における業界構造の変化がある」という――。
Perfumeメンバー結婚発表にある違和感
11月11日、Perfumeの「あ~ちゃん」こと西脇綾香が自身のインスタグラムで結婚を発表。まさに電撃結婚と言える衝撃的な発表だったが、すぐに話題は結婚相手の「一般男性」に移った。
あ~ちゃんは結婚相手を「昔からずっと友達で、互いにいろんなことを知っているBest Friendであり、私のこと、Perfumeのことを心から応援してくれているファンの人」と紹介。さらに「ファンの人と結婚することは私の夢でした。10代の私、おめでとう! やったね!」と続けたが、“ファンとの結婚”というフレーズはインパクトがあった。
もちろん「Perfumeはアイドルではなくアーティストだから」という人がいてそれは一理あるのだが、一方でアイドルとして見る人が多いことも事実。実際、男性なら友人と「Perfumeの3人なら誰が好き? つき合うなら誰?」などと話したことがある人は少なくないだろう。
そんなアイドル自身が「ファンと結婚することは夢だった」と明かしたのだから、男女を問わず他のアイドルたちに与える影響は大きかった。
SNSでは「夢がある」「俺でも可能性あるってこと?」などの声が次々にあがり、ネットメディアもファンとの結婚にフィーチャーした下記の記事を報じた。
「《ファンと結婚》した芸能人、じつは意外に多い…? 奇跡を引きよせた “元ファンたち”、その驚きのアプローチとは」(LASISA 11月11日配信)
「Perfume・あ~ちゃん、“ファン”との結婚発表に児嶋一哉『俺もあるぞ!』とか希望持っちゃうよね」(スポーツ報知 11月12日配信)
