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水深の浅い砂浜で想定外の釣果が…!?
船着き場に隣接する砂浜はマップで確認しても水深が2mに満たない遠浅ポイント。
ここでもちょい投げ仕掛けを40mほど投げてみると、すぐさま魚信反応がでた。
砂浜はフグの巣窟でもあるので、さほど期待せず巻き上げたのだが、なんとこれまでで一番大きなシロギスが釣れた。
どこに投げても2匹がかりで釣れるほど高活性な状況。夏の時期はシロギスが産卵でたまたま浅場まで接岸していたようだ。
わざわざ猛暑日に取材をしたかいがあったものだ。シロギスは大漁だったので最後のステージに移行する。桟橋から見えていたクロダイを同じ砂浜から狙ってみる。
岸から1mの浅瀬で竿をぶちまげる大物がヒット!
ちょい投げ釣りではクロダイが狙えないため、タックルをフカセ釣り専用に持ち替えた。コマセを撒いて沖で釣ろうとするもフグの猛攻にあい、もはやフグのエサやり状態……。これじゃ埒が明かないと手前にコマセを撒くと、反応したクロダイが波打ち際で捕食を始めた。フグさえかわせばクロダイの活性は高いことがわかった。
ならばコマセに同調させてウキもオモリもとっぱらった餌だけの軽い仕掛けを漂わせてみると警戒心もなく「パク」と餌を吸い込んだ。アワセを入れると釣られたことに気が付き沖に逃げようと走る。
無理に引き寄せないように慎重にやりとりすると、体表を銀色に輝かせたきれいなクロダイが打ちあがる。
猿島の大物をついにキャッチ!



