大胆な補正予算の一方、減税の可能性を聞くと……
高市政権は、物価高対策として児童手当を2万円上乗せ給付、昨年の3倍以上の重点支援地方交付金、電気・ガス代の補助など大盤振る舞いの補正予算を組んだ。
「財務省は毎年増え続ける歳出をいかに抑えるかが本能、条件反射です。私は主計局の主計官も主査も経験しているのですごくよくわかりますが、日本の夢のある未来のためには、良い面は残しつつマインドをリセットしなければいけません」
一方で、日本維新の会が求める食品の2年間消費税ゼロを実行すると、年約5兆円の税収が減少すると言われている。奇しくも取材当日は市場で円、株、債券が下落するトリプル安。3年前に財源がないままに大型減税策を打ち出し、急激なトリプル安に見舞われたイギリスの「トラス・ショック」のような懸念はないか、森氏が訊ねると――。
消費税減税に対する回答のほかに、かつて後輩だった財務省幹部らとの関係、「ザイム真理教」と揶揄された財務省改革への具体的な取り組みなど、詳細に語り尽くした片山大臣の単独インタビュー「財務官僚のマインドをリセットします」は、12月10日発売の「文藝春秋」1月号、月刊「文藝春秋」のウェブメディア「文藝春秋PLUS」(12月9日公開)に掲載されている。
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出典元
【文藝春秋 目次】前駐中国大使が渾身の緊急提言! 高市総理の対中戦略「3つの処方箋」/霞が関名鑑 高市首相を支える60人/僕の、わたしの オヤジとおふくろ
2026年1月号
2025年12月10日 発売
1550円(税込)

