航空自衛隊F15戦闘機が中国軍の戦闘機から「レーダー照射」を受けた問題を巡り、日中関係が緊迫している。これまでもレーダー照射が発端となって、中国と関係が緊張した事例があった。過去にはどんな経緯があったのか? 論点はどこにあるのか? レーダー照射をめぐる「文藝春秋」誌上の議論をまとめた。[全5記事]
防衛大臣が明かす緊迫の最前線〈2013年・中国海軍レーダー照射問題〉
【小野寺五典元防衛大臣】「艦船が砲やミサイルといった火器を使用するに当たって、相手の位置を測るために照射するのが火器管制レーダーです。これを照射したあとは射撃という可能性がありますから、極めて危険な行為…」

登壇者:森本敏、櫻井よしこ、折木良一、春名 幹男 、佐藤優、五味洋治、富坂聰
“自衛隊元トップ”が語った〈中国と韓国によるレーダー照射問題〉の内幕
【河野克俊元統合幕僚長】我々としては、レーダー照射について明確に韓国軍がやったという証拠を掴み、毅然と対応し、ちゃんと政治に対して、ご報告をした。あとは日韓関係全体として、この件をどう政治がコントロールするかです。




