悠仁さまは「象徴天皇の存在につきましては…」

 2025年3月に行われた成年皇族としての記者会見で、悠仁さまはこのように語っている。

「象徴天皇の存在につきましては、上皇陛下がお考えになってこられ、天皇陛下が先日の記者会見でおっしゃっていましたように、常に国民を思い、国民に寄り添う姿なのではないかと思います」

 現在、悠仁さまは筑波大学1年生であり、しばらくは学業優先で公務にあたられることになる。会見では、秋篠宮さまや二人の姉が海外留学をしていたことにも触れられ、「家族の意見もよく聞いて検討してみようと思います」と海外留学の可能性にも言及されていた。

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 結婚については「まだ深く考えたことはありません」と述べるにとどまったが、秋篠宮さまと紀子さまの出会いは秋篠宮さまが大学2年生の時である。大学構内の書店で出会われ、秋篠宮さまが仲間と立ち上げたサークルで愛をはぐくまれた。悠仁さまにも運命を変える出会いが待っているかもしれない。

1989年9月12日、記者会見を終えた礼宮さまと川嶋紀子さん(当時) ©JMPA

 悠仁さまは皇位継承順位第2位で、天皇陛下や秋篠宮さまの次世代の皇室を担う重い立場にある。それだけに、誠実さと思いやりの心を常に忘れず歩み続けてほしい。生涯をかけて、「天皇とは何か?」を問い続け、その答えを見つけてもらいたい。悠仁さまの成年皇族としての歩みは、今、始まったばかりなのだ。

◆このコラムは、政治、経済からスポーツや芸能まで、世の中の事象を幅広く網羅した『文藝春秋オピニオン 2026年の論点100』に掲載されています。