〈日本を代表して再びプレーできることを嬉しく思います〉

 

 11月25日(日本時間)、自身のインスタグラムで、来年3月に開幕するWBCへの参加を表明したドジャースの大谷翔平。連覇を目指す侍ジャパンがいよいよ動き出した。

 前回大会では、大谷をはじめとする「史上最強」メンバーで挑み、3度目の優勝を達成した侍ジャパン。あれから約3年、大谷は名門球団に移籍し、チームを2年連続でワールドチャンピオンに導いた。

前回は胴上げ投手

 名実ともに「世界一の野球選手」となって帰ってくる今大会は、動画配信大手「ネットフリックス」が、150億円とも言われる放映権料を支払い、日本国内での全試合を独占配信する。

「かつてネットフリックスの経営陣はスポーツを『死につつあるジャンル』と評し、進出しないことを明言していた。それを翻意したのは、前回大会の経済効果654億円と試算される大谷マネーが魅力的だったからに他ならない。同社は大谷が出場する確信があったから巨額の放映権を獲得したと言います」(スポーツジャーナリスト)

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 今回、大谷が参加を正式表明したことで、選手選考が本格化している。

「大谷は以前から『何回だろうと出場したい』とWBCへの熱い想いを語っていた。31歳で迎える今大会は事実上のキャプテンとして、実はシーズン中からチーム編成に強い関心を寄せ井端弘和監督らに意向を伝えていた。もはや侍ジャパンならぬ、大谷ジャパンです」(チーム関係者)

守りの名手・井端監督

 では、大谷ジャパンの布陣はいかに――。気になるのは主力となるメジャー組の動向だ。ドジャース日本人トリオの全員参加はあるのか。

この続きでは、内定情報のほか「大谷は井端監督に『雄星さんは出ますか?』」「開催球場に真美子夫人はNO?」「ダルビッシュの特別ミッション」などのトピックを報じている。記事の全文は現在配信中の「週刊文春 電子版」および12月11日(木)発売の「週刊文春」で読むことができる》

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