日本経済の中心地、東京・丸の内から“マル秘”財界情報をくわしくお伝えする『文藝春秋』の名物コラム「丸の内コンフィデンシャル」。最新号からダイジェストで紹介します。

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富山銀行の起爆剤

 11月13日、富山銀行(中沖雄頭取)はPlan・Do・See(浅葉翔平社長、以下PDS)との資本業務提携を発表。PDSから5%の出資を受け入れる格好だ。

富山銀行はPlan・Do・Seeとの資本業務提携を発表 ©時事通信社

 PDSは神戸の「オリエンタルホテル」をはじめホテルやレストラン、ウェディング・宴会事業などを展開。グループで国内外51施設を保有する。歴史的価値の高い建築物をリノベーションした店舗が多く、レストラン「フォーチュンガーデン京都」は元々、国会議事堂の設計に携わった建築家・武田五一が手掛けた島津製作所旧本社ビル。料亭「河文」は尾張徳川家御用達で400年の歴史を持つ。

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 地銀の収益環境は人口減少やネット銀行の台頭などで厳しさを増す。今後の地銀再編について金融庁の伊藤豊長官も「金融機関同士だけではなく、他業態との提携も含まれる」という認識を示していた。地域の離れた異業種による提携は、地域活性化にもつながるエポックメイキングな動きだ。市場も好感を示し、発表後、富山銀の株価は年初来高値を更新している。

この続きでは、近年のPDSの状況について金融関係者がコメントしています〉

※本記事の全文(約4800字)は、月刊文藝春秋のウェブメディア「文藝春秋PLUS」と「文藝春秋」2026年1月号に掲載されています(丸の内コンフィデンシャル)。全文では下記の内容をお読みいただけます。

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出典元

文藝春秋

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