第6回WBC開幕まで2カ月半。投打の柱・大谷翔平の参加表明を皮切りに山本由伸、鈴木誠也らビッグネームの集結が報じられた。「ドリームチーム」と期待が膨らむ一方、連覇に向け9つの死角が浮かび上がってきた。現在配信中の「週刊文春 電子版」より記事の冒頭を抜粋してお届けする。
「大本命の大谷翔平(31・ドジャース)がいち早く参加を表明したことで、チームの顔が固まった。選手としても最盛期。今回の侍ジャパンは、3度目の優勝を決めた前回大会以上に、大谷の存在が大きなウエイトを占めることになるでしょう」(WBC担当記者)
今季の大谷は二刀流を復活させ、3年連続のリーグMVPに輝いた。更に移籍から2年連続でチームはワールドチャンピオンに。生み出される富も桁違いだ。
「米経済誌のフォーブスによれば、今季の大谷は副収入だけで1億ドル(約155億円)以上を稼ぎ出しています。WBC出場を明言後、1次ラウンドの2万8000円のSS指定席は、チケット仲介サイトで50万円に高騰しました」(経済ジャーナリスト)
当の本人は、野球以外のことに無頓着だという。知人が“お財布事情”を明かす。
「大谷はイタリアの高級ブランド『ボッテガ・ヴェネタ』の黒い財布を長らく愛用してきました。これは日ハムの若手時代に先輩の稲葉篤紀さんからプレゼントされたもの。WBC前回大会でも使っていたので、少なくとも8年は同じ財布を使っています」
そんな浮世離れした現役のレジェンドに、「2009年WBCのイチロー」を重ねるのは、当時のWBCを取材した記者の1人だ。
《この続きでは、「豪華メンバーの米国、ルールも有利に」「真美子夫人が頼る超有名シェフ」「救世主候補 サトテルが破局」「栗山監督にあって井端監督にないもの」「メジャー挑戦 巨人・岡本妻の意外な推し球団」などのトピックとともに、“大谷ジャパン”9つの死角について詳しく報じている。記事の全文は現在配信中の「週刊文春 電子版」および12月18日発売の「週刊文春」で読むことができる》
