川合俊一本人に聞くと…

――23年に計440万円が個人事務所に支払われています。

「200×2ですからね」

――公式代理店契約の見返りにA社に400万円を払わせたという証言がある。

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「それは全くありません。代理店さんにはスポンサーを連れてきていただいてるわけですから、僕が何か便宜を図れるような立場ではありません」

取材は4時間におよんだ ©文藝春秋

――JVA会長として出ているのであれば、JVAに報酬が支払われるべきでは。

「いや、あの講演はJVA会長としてではなく、私個人として請け負ったという認識です」

――講演会では肩書が「JVA会長」となっている。

「個人事務所で受けた仕事については『会長』という肩書を使われないよう徹底しているつもりです。でも、今回の件を踏まえて気を付けたいと思います」

 協会のカネをめぐる疑惑はこれだけではない。

 12月17日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および12月18日(木)発売の「週刊文春」では、協会のマーケティング本部長の金品授受、川合とのより詳しい一問一答など驚きの「銭ゲバタカリ」の実態を詳しく報じている。

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