日本各地の個性的な物件を紹介してきた人気YouTubeチャンネル『ゆっくり不動産』。チャンネル登録者数は75万人を超え、独特の語り口と丁寧な物件紹介でファンを増やしている。今回はその「中の人」が紹介してきた「ガレージハウス」シリーズについて話を聞いた。

「鉄道高架下に建つガレージハウスは想像以上に静か」

 鉄道の高架下に建つガレージハウスから、温泉街の要塞のような物件、北国の寒さに対応した函館の物件まで、全国各地で個性的なガレージハウスを取材してきた『ゆっくり不動産』。特に鉄道高架下の物件について、「防音もしっかりしていて、むしろ『安心感』があるほど」と驚きを語る。

(YouTubeチャンネル『ゆっくり不動産』より)

「1階が大きなガレージになっていて、バイクや車を趣味にしている方にはたまらないと思います。シャッターを開ければすぐ外に出られて、秘密基地のようです」とその魅力を解説。

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 一方、仙台の平屋タイプのガレージハウスは眺望が魅力だという。「夜はガレージで愛車を眺め、朝は青葉山を一望しながらコーヒーを飲むという贅沢な体験ができる」と話す。

 さらに茨城県取手市の「GLBゆめみ野」は敷地面積600坪という国内最大級のスケールを誇るガレージコミュニティ。「黒一色で統一された外観が圧巻です。街の景色の中に突如"巨大な要塞"が現れたような迫力がありました」と表現する。

(YouTubeチャンネル『ゆっくり不動産』より)

 箱根湯本のガレージハウスについては「温泉地=旅館のイメージが強いですが、ここは暮らすための温泉地という感じ」と新しい生活様式を提案。「ツーリングの後はガレージで愛車を眺め、夜は温泉に浸かる。そんな究極の休日が日常になる暮らし」と憧れを語る。

 北海道・函館市の物件では「雪国でも、こんなにかっこいいガレージハウスが成立するという証明になった」と評価。「車を『収納する』から『暮らしの一部にする』へ」という価値観の変化を指摘する。

『ゆっくり不動産』が紹介するのは単なる住宅ではない。車やバイクという趣味を中心に据えた新しいライフスタイルの提案だ。そこには「大人の秘密基地」としての機能性と遊び心が詰まっている。

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