今オフ5季ぶりの古巣日本ハムへの復帰が決まった西川遥輝外野手(33)。盗塁王4回、ベストナイン2回、2017年から4年連続ゴールデングラブ賞の名手が北の大地に舞い戻る。
日本ハム時代は若手のイケメン野手として人気も凄まじかった西川。
「20年オフにはポスティングによる米メジャーリーグを目指しましたが不成立に終わり、年俸2億4000万円で残留。21年オフには盗塁王のタイトルを獲得するも、球団は保留者名簿から外すことを決定。“ノンテンダー”という形で自由契約となり、ハムから追われる身となった」(球団OB)
オファーが来ず宙ぶらりんの状態に
その後、楽天、ヤクルトに拾われてプレーしていたがレギュラー獲得には程遠い成績が続いた。
「今シーズン、ヤクルトからはファミリー球団らしく今年で選手から退いた場合、引退試合の準備があると水面下で提示されていましたがこれを拒否。オフに3度目の自由契約となりました。
当初、本人は他球団からすぐにオファーが届くと高を括っていましたが、これまで3球団渡り歩くなかでの素行不良や、後輩への悪影響を考慮されていつまで経っても話が来なかった」(スポーツ紙記者)
業を煮やした本人が藁にも縋る思いで頼ったのが、かつての“恩師”だった。



