ネットのコメントで「どうせ数年で消える」と書かれることも…
――きっちり仕事をやりきって。
中川 やっぱり「この人を呼んでもつまらない」って思われたくないんですよね……。
――サービス精神と、かつてのパリピの精神もあって。
中川 そうなんですよ。自分ではそんなに大げさなことだとも、特別なことだとも思っていないので、プライベートを明かすことにも抵抗はないんです。
それにネットのコメントで、「どうせ数年で消える」とか書かれてたりするのも知ってはいるんですが、まあ、今のキャラクターだけを見たらそう思われても仕方ないな、と。
だからこれからはあざとい勢いキャラだけじゃなく、自分の得意な英語も活かして、新しい方向性を見つけていけたらいいなと思ってます。
「どんどん会社に出勤する格好がカジュアルに」異色だったNHKアナウンサー時代
――今思うと、NHKのアナウンサーとして自分は異色だったと思いますか。
中川 そうですね。『サンデースポーツ』のキャスターになってからは、どんどん会社に出勤する格好がカジュアルになって、Tシャツにダメージジーンズみたいな感じだったんです。
そういう格好で出社してくる人はNHKにもいたんですけれど、たいてい男性で、女性はブラウスにスカートといった、きちんとした服装で本当にしっかりされている方が多かったので。
――NHKの新たな女性キャスター像を生み出したパイオニアだった?
中川 でも、結局は退社しているので、「そういう人はやっぱり残らないんだ」みたいな見られ方になってしまったかもしれませんね(笑)。
ただ、NHKにいた頃は確かに、「こういうタイプもいていいんだよ」という姿を後輩たちに見せたいという気持ちはどこかにありました。
少し話はそれますが、NHKって、たとえば雑談のように見えるやり取りでも台本があって、リハーサルもきっちり行うんですよね。
「これが一番やりたいことだ」というものを早く見つけたい
――世間話なのに自然じゃないあの独特な感じ、ありますよね。
中川 ある意味、古き良きスタイルといいますか(笑)。でも私はそういう台本をもらうと、毎回自分なりに書き替えて、ディレクターに「その場の流れによってはこの通りやらなくても大丈夫ですか?」と確認するようにしていました。
――そうだったんですね。
中川 基本的に普段はアドリブをしたり、自分を表現したりする場面があまりなかった分、そうした部分こそが腕の見せどころだと思って、力を入れて取り組んでいました。ほんの5秒や10秒のやりとりでも、誰かから「今日のVTR後の締めのやりとり、良かったよ」と言ってもらえると、嬉しかったです。
ですので今は、求めていただいていることにはきちんと向き合いながら、自分の中で「これが一番やりたいことだ」と思えるものをできるだけ早く見つけられたらいいなあと思っています。
撮影=三宅史郎/文藝春秋
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