2人目の犯人は身長175センチ、体重60キロ程度。青いジャケットと薄茶色の帽子を身につけ、年齢は両者ともに20代前半だったそうだ。

逮捕された20歳と18歳の男性

 捜査に乗り出した警察はほどなく、2人の男が酒屋から3キロほど離れた食料品店で女性のコートと一致するウサギの毛皮のコートを売ろうとしたことを突き止める。そして、事件から8日後の12月1日、事件現場の公園近くを歩いていたコーネリアス・デュプリー(当時20歳)とアンソニー・マシンギル(同18歳)が職務質問にかけられ、警察に任意同行を求められる。11月30日に起きた別の性的暴行事件で目撃された2人の男性に特徴がよく似ていたからだ。

 このとき、デュプリーの持ち物からは何も発見されなかったが、マシンギルは昨日の事件で使用されたものとほぼ同様の銃を所持していた。

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写真はイメージ ©getty

 12月2日、被害者カップルが警察に呼ばれ、複数の黒人男性の写真を見せられる。この中に犯人がいるなら指し示してほしい。警察の質問に男性は特定できなかったが、女性は拘束されていたデュプリーとマシンギルの写真を明確に指差す。2人が犯人であることは明白。彼らは強姦と強盗容疑で逮捕される。

次の記事に続く レイプ犯にされた黒人男性を救ったのは「DNA検査」だった…「冤罪事件」に見た“人を正しく裁く”ことの難しさ(昭和54年・海外の冤罪事件)

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