2/2ページ目
この記事を1ページ目から読む
毛沢東が先導した文革では、紅衛兵となった子どもが親を「反革命勢力」だと当局に密告し、吊るし上げる事態も起こりました。過酷な糾弾や迫害で、約2000万人もの死者が出た。
いまも当時の記憶が鮮明に残っている人は多く、彼らは権力に忠誠を尽くすしかないと考えています。
強い言論統制の背景にある「苦境」
強い言論統制の背景にあるのは、習政権が抱える苦境です。経済は不調で、軍では汚職が横行し、内政への不満は高まっている。それを制御するため、ガチガチの監視社会を作り上げた。
高市早苗首相の発言に激しく反応したのは、不満の矛先を政権ではなく「外敵」に向けさせ、国民を団結させたいという思惑でしょう。意図的に過剰反応しているのです。
《この続きでは、阿古氏が説く高市政権そしてメディアのあるべき姿、中国から日本に流入する人材をどう考えていくべきかなどについて詳述しています。記事の全文は「週刊文春 電子版」および「週刊文春 2026年1月1日・8日号」で読むことができます》

