日本経済の中心地、東京・丸の内から“マル秘”財界情報をくわしくお伝えする『文藝春秋』の名物コラム「丸の内コンフィデンシャル」。2026年2月号では、特別編として「丸の内コンフィデンシャル名鑑」をお送りします。日本企業の次世代リーダーを似顔絵付きで一挙紹介します(イラスト・竹田嘉文)。
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今年も資材費や人件費など建設費高騰の煽りを受けるとみられるゼネコン業界。2026年3月期の連結売上高を過去最高の3兆円と見込むのが鹿島建設(天野裕正社長)だ。創業一族は本家の鹿島家に加え、渥美家や石川家など複数の親族を持つが、一族で唯一の取締役が石川洋副社長である。業界トップをひた走る同社で経営に睨みを利かせる。
従来は女性管理職の比率が低かったゼネコンやデベロッパーだが、近年は女性役員も目立つ。大林組(佐藤俊美社長)でグリーンエネルギー本部副本部長を務める亀田綾子氏は、同社女性初の執行役員だが、「プレッシャーはなかった」と明かす強心臓ぶりだ。
三井不動産(植田俊社長)の海藤明子常務執行役員は「業界の有名人」(関係者)で、「ハレクラニ沖縄」や「ブルガリ ホテル 東京」をはじめとしたラグジュアリーホテル開発などを統括する。
昨年、6000億円を投じた巨大事業「高輪ゲートウェイシティ」を開業したJR東日本(喜㔟陽一社長)。財務担当としてファイナンスを司ったのが、伊藤敦子副社長だ。全体の開業は今春で、年内には大規模複合施設「大井町トラックス」の開業も控える。グループ全体の経営戦略を担う伊藤氏にとって腕が鳴る1年だ。
JALを支える“日銀出身”本部長
JAL(鳥取三津子社長)は昨年、機長による飲酒トラブルが頻発したが、2025年4〜9月期の連結決算は純利益が前年同期比36%増と好調。2021年に新設されたマイレージ・ライフスタイル事業本部の初代本部長・大森康史執行役員が底支えする。同社はコロナ禍で乗客が激減した教訓から、マイルなどの非航空機事業に注力。利益ベースでみると、全体に占める割合は約29%で、同2.7%のANAホールディングス(芝田浩二社長)を圧倒する。今後は決済額が増加するJALカードの会員数増など金融事業にも力を入れる。
〈この続きでは、武田薬品工業、JT、川崎重工業、三井住友信託銀行、IHI、三菱重工といった企業の“次世代リーダー”がイラスト名鑑付きで登場します〉
※本記事の全文(約3000字)は、月刊文藝春秋のウェブメディア「文藝春秋PLUS」と「文藝春秋」2026年2月号に掲載されています(丸の内コンフィデンシャル名鑑 建設・不動産・交通・重化学工業・コンテンツ・情報通信)。
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