2018年上半期、文春オンラインで反響の大きかった記事ベスト5を発表します。エンタメ部門の第2位は、こちら!(初公開日:2018年7月3日)。
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6月16日にナゴヤドームで行われた「AKB48世界選抜総選挙」から2週間あまりが経った。1位となったSKE48の松井珠理奈は、翌17日、AKB握手会会場で取材に応じたものの、握手会自体には体調不良を理由に途中で退場。
同日には、19日にSKEの本拠地である名古屋・栄のSKE48劇場で予定されていた松井の「生誕祭」の中止も発表された。これについて本人はツイッターで《安心してください!/生誕祭延期です!/中止じゃない!》とファンに伝えたが、以後、いまのところ新たな投稿はない(2018年7月2日現在)。
安心してください❗
— 松井珠理奈(ハリウッドJURINA) (@JURINA38G) 2018年6月18日
生誕祭延期です❗
中止じゃない❗
明日は、大好きなチームS公演💛💛💛
遠くにいても、そばにいさせて👑☝ https://t.co/e70Xf6Ncwl
1位になったのに……ネットにはバッシングが相次いだ
今回の選抜総選挙は、地元・名古屋での開催ということもあり、松井には1位になってほしいという期待が集まり、本人もそれを目標にのぞんだ。16日は、開票イベントを前にオープニングアクトとコンサートが開催されたが、このとき、松井はたびたび涙を流し、一時は動けなくなってステージから抱きかかえられながら退場する場面もあった。それほどプレッシャーは大きかったということだろう。
しかし念願の1位に輝いたにもかかわらず、その発表直後よりネット上には松井に対するバッシングが噴出した。開票イベントで3位にHKT48の宮脇咲良の名が発表された瞬間、松井が同じSKEの須田亜香里と抱き合って喜んだことなどに対し、ツイッターでは「謙虚さがない」「自分勝手」といった声が上がったほか、なかには、1位に決まった直後、最初のツイートが《I love Nagoya,but I hope to meet fans all over the world! It's what a true world champion should do,afterall!》と英文であったことから、「日本語でファンに感謝するのが先だろう」との批判も出た。驚いたことに、松井はこのような自分を批判あるいは誹謗中傷するツイートにまで「いいね」をつけていた。
I love Nagoya,but I hope to meet fans all over the world! It's what a true world champion should do,afterall! 💎👑☝#worldidolchampion#wic
— 松井珠理奈(ハリウッドJURINA) (@JURINA38G) 2018年6月16日
こうした状況に対し、見かねたファンたちによりツイッターでは「#珠理奈いつもありがとう」というハッシュタグが生まれ、これまでSKEを牽引してきた松井に感謝を伝えたり、体調を心配するツイートもあいついでいる。
選抜総選挙ではこれまでにも、2013年にHKTの指原莉乃が初めて1位となった際、一部のファンやテレビ中継を観ていた視聴者から反発の声が上がったこともある。今回の松井へのバッシングもそれを思い起こさせないではない。しかし今回の世間の反応はあのとき以上に過剰にも感じられる。