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「お母さんを助けてあげてほしい」
マユミの母親も3人の子どもを抱えて生活に困窮していた。そのことを聞いて竹中は「お母さんを助けてあげてほしい」とマユミの口座に3万円を振り込んだ。
マユミの母親は「会ったこともない人にお金なんか借りていいんだろうか?」と困惑したが、結局、夫には内緒で“借用書”を書いてその金を受け取った。
その後も竹中はマユミの母親が「生活費に困っている」という話をするたび、金を振り込んでくるようになった。その金は子どもたちの学費などに消えた。
「ねえ、お母さん。竹中さんが、もうお金は返さなくていいって言ってるよ」
「それじゃ悪いでしょう。お母さん、パートで働くことにしたから、またそのうちに返すからね……」
「それより、いつか2人で会うことを認めてほしいって言ってるのよ」
「そのうちいつか……、ならね」
そんな会話の間にも、竹中とマユミが密会して肉体関係を持つ交際は1年半にも及んでおり、しかも竹中はマユミとは別の少女とも二股で付き合い始めていた。
そのことを察知したマユミは「高校受験に集中したいから、もう会えない」と別れ話を切り出した。ある程度、予測していた竹中はあっさりと了承した。
だが、マユミのお腹の中では、竹中との間の赤ちゃんが密かに胎動していたのである。
